繰り上げ無用

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あけましておめでとうございます。
久しぶりに紡いでみました。ウール(ひつじ)ではなく、アルパカの原毛です。
10年ぐらい前にニュージーランドで買ったものです。
手をつけていない材料がいろいろたまっているので、
今年はもうちょっと何か作りたい!と思っています。

ちなみにこの毛は、染めたのではなく、ナチュラルなアルパカの色です。
カラフルに染めてあるのも好きですが、
動物の、ナチュラルな白やベージュや茶の色も、十分にカラフルで個性満点なのです。
これをただ紡ぐだけで、楽しい糸になるもんだなと思います。
……と紡ぎながら、あらためて思いました。原点回帰です。
やっぱり私は作るのが好きだ!

2012年も、不思議なご縁やいろいろな人とのつながりに、
驚いたり喜んだりした一年でしたが、
2013年も、いろんなご縁があった年でした。
残念ながらお互い素通りするだけのご縁もあるけれど、
自然に生まれた、天からさずかったつながりは、
長くつないで、大切にしていきたいものだなあと思います。

で、お正月というと私も箱根駅伝が大好きで必ず見るのですが、
どうしても解せないのが、「繰り上げ」のシステムです。
先頭のチームから一定時間遅れると、前走者の到着を待たずに
次の走者が走りださなくてはならないという、アレ。
繰り上げになったチームは、大事につないできたたすきが、
つながらなくなってしまう。

あれってどうなのよ。
結局、審判も各チームもお客さんも、どのみち前走者が来るまで待ってるんだし、
繰り上げする意味がわからない。
とくに、もう目の前まで来てるのに、数秒遅れただけで
たすきを渡せないなんて、どーいうこと?
わざわざ二日がかりで、片道100キロを超える距離を
10時間以上かけて往復してきて、
ほんの数十分遅れただけでバトンタッチできないなんて、そんなのありか?
そのへんの「大人の事情」がよくわかりません。

やっぱり、あれだけ手間ひまかけて、大勢の仲間たちとつないできたものは、
どんなに時間がかかっても、
無理やりぶった切らずに、そのまま次につなぐのが自然の理だと思います。

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