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自由とは…

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やけにタイトルが振りかぶってしまいましたが、、、
先日テレビの有料チャンネルで、アメリカの俳優ロビン・ウィリアムズさんの
追悼番組として『いまを生きる』をたまたまやっていて、
公開当時以来、久しぶりに観ました。
「自由って、なんだ?!」を真っ向から問う。
やっぱり、いい映画だったなあ。

最初に観たときより際立って感じたのが、
少年たちの自由の芽をつぶそうとする、大人たち(親や教師)のグロテスクさ。
でも、まあ若いうちは、多少は大人と衝突したり行く手を阻まれたりするもんですよね。

不思議なことに、自由を求めるこころは、
邪魔されればされるほど、むくむくヤル気がわいてくるもの。
それは誰しもおぼえがあるんじゃないだろうか。
邪魔されたからといって、ヘコんで、やめてしまうのだったら、
むしろやめたほうがいいに違いない。
「だって、○○だからできない」「どうせ自分は△△だから」とか言ってるうちは
たぶん本物じゃないのでしょう。

ただ、自由に生きるといっても、誰かの影響を受けたり
お手本にしたりしないわけにはいかない。
そして、人と自分をくらべてしまったり。
「自分はここまでだ」と見限ってしまったり。

そうやって、こころの自由を、自分で奪ってしまうか、
自由なこころを手に入れるかは、やっぱり自分しだいなんだ。
自分を自由にできるのは、自分しかいないし、
そういうふうに自由を獲得できるのが、ほんとの大人ってもんかもしれないなあ。。

この映画の大人たちも、そんなに子どもをかまってるヒマがあったら、
ほかにいくらでもすることあるはずなのにな。

…と、映画を観て思ったのでした。おしまい。

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祝・初出場

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サッカーW杯、もう4年もたったのか!とびっくりしてしまいますね。
日本の初戦、勝利をおさめられなかったのは残念だけれど、
某選手の「負けた日は悔しくて悔しくて、眠れなかった」というコメントが
すごーくいいなあと思いました。
日本人サポーターの試合終了後の行動(ゴミの後始末)も、
海外メディアで取り上げられているのは、誇らしいかぎりです。

日本以外で、今とても心に残っているのが、
ボスニア・ヘルツェゴビナの試合でした。
今大会唯一の初出場国であるボスニアは、
旧ユーゴスラビアから分離独立した新しい国。
紛争の終結後も、国内には三つの民族が混在していて、
ボスニアのサッカー協会も一時はそれぞれの民族から3人の会長が並立して、
分裂状態だったといいます。
おかげでしばらくFIFAから締め出されてしまった。

その窮地からボスニアを救ったのが、イビチャ・オシムさんであるらしい。
オシムさんといえば、元日本代表の監督でした。
たしか、体調を崩されて岡田監督にバトンタッチしたんだったと思いますが、
その後、故郷に帰って、サッカー協会をひとつにまとめるために
尽力されたそうです。

歴史に「たら・れば」はないけれど、
もしもそのまま日本代表の監督を続けていたら、
ボスニアのW杯出場は、今回かなわなかったのかもしれない。

というような話を聞いていたので、
日本とも何か縁を感じるし、
初戦のアルゼンチン戦、最後まで強豪を追い詰めて、
GKの股を抜くボールがコロコロとネットにおさまっていく光景には、
ほんとに、じーんとしました。

国情は、まだまだよろしくないようですが、
(今年はひどい水害もあったようですし)
あのコロコロゴールが、何かのきっかけになるといいですね。

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やるならとことん

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前にも書いた気がしますが、
好きなことを仕事にするのは、ほんとにたいへんなことだ。
はっきり言って、苦しいのがあたりまえ。
自分で自分を律していかなくてはいけない。
悔しい思いもたくさんする。

別に仕事にかぎらず、うまくいかないことがあると
よくまわりのせいにする人がいるけれど、
人のせいにしている限り、何も変わらない。
その人はそこで終わりだ。
自分が変わらない限り、まわりも変わるわけがない。
もし失敗して、叱責されても、
むしろ「気づき」のきっかけになるし、ありがたいことだ。
逃げてる場合じゃない。

と、いうことを、まわりのいろんなお友達が
お仕事をする姿から学ばせてもらっています。
仕事をするって、「このぐらいやればもういいだろう」という悪魔の誘惑(?)と、
「いや、もうちょっとちゃんとやらないと」という良心の声の
せめぎあいだと思う。
ミスやルール違反をしたら、誠意を持ってやり直すのが当たり前。
好きなことをしているのだったら、なおさら。
でも失敗したときって、
その人の対応によっては逆に大きな信用を得るチャンスにもなる。
結局何事も自分しだいです。

ダメなものはダメなんだよと、
若い人を叱ってやれる大人、嫌われ者を買って出られる大人に
私も将来なれたらいいのですが。

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ばらが咲いた

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昨年の晩秋に付いたばらのつぼみが、そのままこの冬の厳しい寒さを越えて、
この3月11日という日に開きました!
自然の力には、ほんとうに驚かされます。

今日はいろんなことを思う日。
そしてこのばらを見て、またいろいろなことを思いました。

私は、3年前に自分が考えていたことを、今あらためて思い出しています。
感謝して、一生けんめい働いて、
地に足つけて、ちゃんとごはんを食べます。

皆さんは今日、何を思ったでしょうか。

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融雪祈願

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先ごろの尋常でない大雪はほんとうに大変なことでしたね。
以前、お味噌作りなどでお世話になった芦川のお友達のところや、
うちの菩提寺も大きな打撃を受けました。
ただ、ようやく道路がつながったようで、ほんとうによかったです。
今もまだまだ大変な思いをしている地域があると思うので、
早く除雪できるといいですね。

我が家のお寺では、最大で119cmの積雪があったそうで、
心配だったので電話をかけてみたら、
「去年、たまたまショベルカーを手に入れていたので除雪できたし、
うちの寺では3か月分の食料を常備しているので大丈夫」
とご住職。
(やっぱり、500年先のことを見越して行動しているお方は違う。。。)

ところで、ソチでも熱戦が続いていますね。
日本の選手ももちろん応援してますが、今大会で一番気になった人がいます。
それは、フィンランドのスノボチームのコーチ。
男子スロープスタイルのスタート地点で、ななななんと、
編み物をしてるではないですか!!!
テレビで観てびっくりした方も多いのではないでしょうか。。

選手にリラックスしてもらうためと、リオ五輪に出場する選手に
持っていってもらうためだったようですが、
(夏のブラジルでマフラーはいらないと思うが、、、)
なんか、突き抜けちゃってました。
スロープスタイルという競技自体、すごく自由で、
勝つことよりもむしろ、
自分にしかない「個性」を表現するのが大事みたい。
かくありたいと思った次第であります。

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「みんなの学校」

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先日、たまたまテレビをつけたら「みんなの学校」という番組をやっていました。
少し支援が必要な子と、ふつうの子が一緒に通っている学校のドキュメンタリーでした。
とてもいい番組でした。
これを見ていたら、小3のときに同じクラスだったある男の子のことを思い出した。

ちょっと乱暴な子で、私はその子にしょっちゅうちょっかいを出されていました。
昔から、クラスに一人はそういう子、いましたよね。
その子は、平手ではなくグーでなぐってくるし、
運動靴をはいた足で思い切り蹴とばすので、
もうほんとに痛いし、うっとうしいし、いやで仕方なかったので、
私もそのたびに、「やめてよ」とか、怒ったり言い返したりしていた。

もちろん母親にも相談しました。母の答えは、
「そういう子は、さびしくて、かまってほしいからそういうことをするのよ。
言い返したりすると、ますますやるから、黙ってやりすごしなさい。
そうすれば必ずそのうちやめるから。
あの子は、おうちでいろいろあるの」
でした。
えー、そんなぁ~とも思いましたが、
おかげで、私も冷静になって、そうか、そういうもんかと納得した。

翌日から、私はいっさい反応するのをやめたけれど、
しばらくは、まだちょっかいが続いた。
そしてある日、学校からの帰り道、後ろからいきなり硬いものが飛んで来て、
頭にあたったのです。
振り返ると、あの子がちょっと驚いたような顔をして立っていました。
(まさか頭にあたるとは思わず石を投げたのでしょう)
そのとき私は、ほかの友だちと一緒だったので、みんなもびっくりしていたし、
石があたったところからは、血が出てしまった。

もう涙が出るほど痛かったけど、
ここで泣いたら私の負けだ!
と思ったので、そのまま黙って帰りました。
そうしたら、その日をピークに、やつはだんだん手を出してこなくなり、
気がついたら、私へのちょっかいはぱったりなくなっていました。

……というようなことを、番組の内容とはまったく関係ないけど
なぜか思い出したのでした。
「みんなの学校」、いい番組だったのでもし再放送があったら見てみてくださいね。

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繰り上げ無用

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あけましておめでとうございます。
久しぶりに紡いでみました。ウール(ひつじ)ではなく、アルパカの原毛です。
10年ぐらい前にニュージーランドで買ったものです。
手をつけていない材料がいろいろたまっているので、
今年はもうちょっと何か作りたい!と思っています。

ちなみにこの毛は、染めたのではなく、ナチュラルなアルパカの色です。
カラフルに染めてあるのも好きですが、
動物の、ナチュラルな白やベージュや茶の色も、十分にカラフルで個性満点なのです。
これをただ紡ぐだけで、楽しい糸になるもんだなと思います。
……と紡ぎながら、あらためて思いました。原点回帰です。
やっぱり私は作るのが好きだ!

2012年も、不思議なご縁やいろいろな人とのつながりに、
驚いたり喜んだりした一年でしたが、
2013年も、いろんなご縁があった年でした。
残念ながらお互い素通りするだけのご縁もあるけれど、
自然に生まれた、天からさずかったつながりは、
長くつないで、大切にしていきたいものだなあと思います。

で、お正月というと私も箱根駅伝が大好きで必ず見るのですが、
どうしても解せないのが、「繰り上げ」のシステムです。
先頭のチームから一定時間遅れると、前走者の到着を待たずに
次の走者が走りださなくてはならないという、アレ。
繰り上げになったチームは、大事につないできたたすきが、
つながらなくなってしまう。

あれってどうなのよ。
結局、審判も各チームもお客さんも、どのみち前走者が来るまで待ってるんだし、
繰り上げする意味がわからない。
とくに、もう目の前まで来てるのに、数秒遅れただけで
たすきを渡せないなんて、どーいうこと?
わざわざ二日がかりで、片道100キロを超える距離を
10時間以上かけて往復してきて、
ほんの数十分遅れただけでバトンタッチできないなんて、そんなのありか?
そのへんの「大人の事情」がよくわかりません。

やっぱり、あれだけ手間ひまかけて、大勢の仲間たちとつないできたものは、
どんなに時間がかかっても、
無理やりぶった切らずに、そのまま次につなぐのが自然の理だと思います。

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